長後駅前眼科

藤沢市の 眼科,(白内障,緑内障,網膜疾患,小児眼科) 長後駅前眼科

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鼻涙管閉塞、赤ちゃんの「めやに」でお悩みの方へ

鼻涙管閉塞の症状について

赤ちゃんの頑固な「めやに」は鼻涙管閉塞の可能性があります。特に寝起きのめやにがひどいようです。

目がしらから鼻に抜ける涙の流れ道を鼻涙管といいます。赤ちゃんの片目又は両目からめやにが生後から出続けている場合には鼻涙管閉塞が疑われます。

鼻涙管閉塞の赤ちゃんは生後からめやにが出ていることが多いので、産婦人科や小児科の先生から鼻涙管閉塞の可能性を指摘されるようです。

涙の分泌は生後から3か月くらいにかけて増えてくるので、鼻涙管閉塞がある場合は徐々に症状が悪化してくることが多くなります。

 

鼻涙管閉塞の治療は?

1 結膜炎と診断され点眼薬を処方された。
  点眼すると良くなるがやめると症状が悪化する。

2 目がしらをマッサージしているとそのうちに良くなりますといわれた。
  マッサージしているが、いつまで経っても良くならない。

当院に来院される方のほとんどが上記のうちのひとつに該当しているようです。

1つめの結膜炎では点眼していればまず1週間位でよくなることが多いので、点眼を中止すれば症状が悪化すると言う場合は鼻涙管閉塞が疑われます。

2つめのマッサージは自然治癒を期待するものですが、即効性があるわけではありません。しかし自然治癒率は生後12か月までで9割以上という報告が多く、まずは自然治癒を期待することが推奨されています。

当院ではまずきちんと鼻涙管閉塞であるか診断したところで、マッサージによる治療を試みます。マッサージは保護者の方が赤ちゃんの目がしらを圧迫することにより鼻涙管の閉塞が自然に開放されることを期待するものです。生後6~12か月位までは全員の方に試していただいています。

生後6か月を過ぎますと涙の分泌が増えてきますので、めやにやなみだ目の症状が悪化してくることが多いです。そのままマッサージを続け様子を見るか、ブジーという針金を通す治療に移るかご相談の上選択していただきます。針金ということで心配される方のために、ご両親が納得できるまで説明いたします。

当院では自然治癒しない場合は、生後12か月頃までにはブジーをお勧めしております。

稀に鼻涙管の先天的な変形などによりブジーで治癒しない場合がありますが、その場合は責任をもって高次医療機関にご紹介いたしております。

最近は近隣の小児科産科の先生のご紹介やホームページをきっかけに来院される方が増え、平成22年には33名、23年には28名(マッサージのみで治癒した場合は除いたブジーの件数)の鼻涙管閉塞の治療を行いました。

成人が対象の病院では、マッサージで自然治癒せずブジーまで必要となる場合は年に1,2件あるかどうかの比較的まれな疾患です。小児眼科専門の医師がいない施設では他院へ紹介されることが多い疾患です。

 

再発する可能性は?

きちんと治療をすれば、再発はまずありません。寝起きのべっとりしためやにもすっきりします。

鼻涙管閉塞で検索すると成人(中高年)と乳児の鼻涙管閉塞の検索結果が表示されますが、治療法は成人と乳児では全く違います。成人の鼻涙管閉塞は入院が1,2週間必要となりますが、赤ちゃんの場合は外来治療が可能です。再発することが少なくないように記されていることがありますが、成人の鼻涙管閉塞の場合です。